ハロー効果が与えるユーザ体験への影響

“美しいということは素晴らしい”, 一般的によく用いられることである。

このことわざはは、魅力とはその他の性質に関係しているということから派生している端的な例である。

つまり、魅力とはハロー効果なのだ。

ハロー効果とは

ハロー効果とは、何かを認知するときに人に影響を与える認知バイアスである。

我々は外見が良ければ良いほど人を、頭がよく、成功しそうだ、と捉えてしまう、という傾向がある。

ある研究では、全く同じ犯罪を犯したのにもかかわらず、外見がいい人に対する方が、外見が良くない人より寛大である、いうことが分かった。

画像について

ハロー効果は、広い範囲で利用されている。例えばマネージメントやデザイン、コピーライト、広告、A/B テストなどの戦略に於いてなどだ。

 

信仰材料としてのハロー効果

長年、マーケッターや広報担当者によってハロー効果は用いられてきた。それが、彼らがハロー効果であると、認知していなかったとしても、である。

彼らは、プロダクトと何かの魅力を関連させることを知っている。そしてプロダクトの明確な価値を引き上げる可能性があるも知っている。

ビジネスにおける顧客獲得の法則としては、以下のようなものがある

  • 芸能人とのエンドース契約
  • 美しい人をデザインの核として起用する
  • 美しいデザイン
  • 一つのダメな機能が全てをダメにする
  • 名の知られた企業名
  • プロダクトや企業に影響を与えること

有名人とのエンドース契約

芸能人のエンドース契約 は、驚くほど普遍的であり、マーケティングの歴史が深い。

ロジックとしては、「芸能人 A が B を使っているので、B は素晴らしいのだ」というものである。

このハロー効果の形態は、はっきりとわかりやすい。Jeremy Smith が、Neuroscience Marketing で述べているように、”有名人とプロダクトを結びつけることでハロー効果を用いることが出来る。” / 例えば、”Steve Jobs が、 A 社の iPhone ケースを使っている” などだ。

例えば、本を売る場合にはこういった形だ。

 

他のビジネスにも用いることが出来るだろう。

しかし、使っている有名人が何かしらのトラブルに巻き込まれた場合には、問題となってしまう。そういったトラブルが、企業のブランドイメージの低下にも繋がってしまう。

トラブルを事前に予期することは、とても難しいだろう。

美しいデザイン(もしくは、素晴らしい第一印象を与えることによるハロー効果)

ウェブサイトにおけるハロー効果は、美しい画像や、デザインである。

Gregory Ciotti が、次のようにブログに書いている。「モデルの写真を大量に貼ればいいのか?それは違う。大事なことは写真のクオリティが大事なのだ。」

また、人々が、いかにしてサイトを信用するかどうかという記事をリリースした。最も重要な要素は、配色やレイアウトや画像などの、ビジュアルデザインだったのだ。

ここに一つ研究の引用を行う。「サイトやプロダクトがチープなデザインだと、それが全く安全なものと感じることが出来ない」

人々は、50 ミリ秒で、サイトに関する印象を持ち、好きか嫌いか判断するというデータがあり、その時間でサイトに行くかどうかを決定している。

まとめ

ハロー効果は、ユーザのサイトを使った際の印象と、開発者の戦略の両方に影響を与える。

一方で、ハロー効果をあなたが開発しているサイトやプロダクトの新たな視点としても用いることが出来るという面もある

また一方で、ハロー効果はここ数年で組織に危険をもたらしてきた。

一つは、成功の評価の一つの指標でしかないことだ。あなたが、うまくハロー効果を用いることは、全て企業に取って良い影響を与えるということではない。

引用元

この記事は、Alex Birkett 氏の How The Halo Effect Affects Optimization (the Good, the Bad, and the Ugly) を一部翻訳したものです。

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