数字を追いかけるプロダクトマネジメントへの疑問

はじめまして。2018年3月からスタッフとして活動している菱井 康生(ひしい やすお)です。

普段の業務はサーバーサイドエンジニアリング兼プロダクトマネジメントで、今回は簡単に自己紹介をしようと思います。

数字を追いかける日々

現在、スタートアップで働く私は、サービスの「KPI」向上をミッションとしています。

もちろん、この数字の変化がサービスの改善量を示す大事な定量値であることは間違いないのですが、KPIの向上を目的とした施策に対して少なからず疑問を持っており、日々悶々としながら業務をしていました。個人的な価値観ではありますが、KPIはユーザーの課題を解決するからこそ上がるもので、それを目的にして上げられるものでは無いという想いを抱いていました。自身の考える解決すべきユーザーの課題には、もちろんUXに関するものも含まれ、趣向としてもUX領域の改善に強い興味を持っていました。

以下の図で言えば、下の図こそ私の信じる「あるべき施策立案の方向性」でしたが、その意味合いをうまく周囲に伝えきれずにいました。

UX DAYS TOKYOとの出会い

そんな悩みを持ちつつ過ごす日々の中、2018/2/17(土)に開催されたプロダクトオーナー祭り2018に参加しUX DAYS TOKYOの大本あかねさんの『プロダクトにUXは必要か? ~ダークパターンから学ぶUX~』を拝聴しました。私は、その講演の中で「ダークパターンによって短期的にKPIをあげることはできるが、そのアプローチによる効果は長続きせず中長期で見ると多くのデメリットをあわせ持つ」という示唆を得ました。

これだ。

「私のモヤモヤはまさにこれだったんだ」という衝撃を今でも覚えています。その後、催眠にでもかかったように、翌週・翌々週に開催されたUX DAYS TOKYOイベント「自分たちのプロジェクトのJTBDは何か?」、「セルフユーザビリティテスト検定講座:UXDT」に参加、まるで乾いたスポンジを水に沈めるかのように、そこでの学びは自身へ吸収されていきました。※自己紹介なので本講座の紹介は割愛しますが、興味を持っていただいた方は是非ご参加いただければと思います。

そして大本さんとお話しさせていただき「UXを学ぶのであれば、UX DAYS TOKYO以上の環境はない」と力強いお言葉を頂戴し、ここでスタッフとして学んでいきたく思いジョインに至りました。

これから

UXの観点でサービスを改善したい。

これは今でもブレることのない自分自身に対して課したミッションです。UX DAYS TOKYOに出会う前までは、UXへの強い興味を持ちながらも「ユーザーはこう思うはず・感じるはず」という主観に依った議論を行なっていました。お恥ずかしい話ですが、それでは話が平行線になるのも、今振り返ると当然だったように思います。

これからは、決して主観のみではなく、UX DAYS TOKYOで多くを学び・発信し、原理・原則を踏まえたUXの改善を推し進めていこうと思います。

この記事を書いた人:菱井 康生

都内のIT企業でプロダクトマネージャーとして業務しています。UX領域に強い興味を持ち、日々の業務でもその領域の改善に熱を注いでいます。