見えないものを設計できるデザイナーになるために

UX DAYS TOKYOスタッフの功刀美千代(くぬぎみちよ)と申します。大学卒業後、デザイン事務所、TV制作、WEB制作、ゲーム開発を経て、都内のメディア事業部でUXデザインとディレクションを担当しています。

デザイン思考やUXに関心があり、週一回勉強会を開催しているということに興味を持ち、スタッフに応募しました。

働き方に対する不安

いくつかの業界を渡っていき、日々の運営の中「量産するデザイン」が作られていくのを見てきました。新規作成→テンプレ化→オペレーターによる量産のサイクルです。私もそのサイクルの中で働く1人でした。

理論もなく、上司から少し内容を変えただけのデザインを指示を受けて作成していると、「この変更は必要なのか、変更することによってユーザーにはどう見えるのか」という疑問が頭をもたげてきました。「言われた事だけを作くるデザイナー」という姿と、「根本から考えたい」という自分の思いからどんどんかけ離れていき、働き方に対する不安を持つようになりました。

理論で作るデザインが学べる

たくさんのUX/UI系のイベントに出席する中、スタッフによる週に1回の定例MTG(勉強会)というスタイルをとっているUX DAYS TOKYOに興味を持ち、実際にどんな方々が活動しているのか見てみたくなり、毎月開催されている「コンテキストの理解と実践」のワークショップに参加しました。

おぼろげな言葉だけのUXではなく、検証できる確かな手法がたくさんあるということをワークショップに参加して知りました。

特に印象的だったのは、「プロはどこがダメでどうしたら良くなるかを理解しています。それを行うためには理論を実践していく中、わかっていきますよ。」とUX DAYS TOKYO主催の大本さんに教えていただいたことです。

当たり前のことですが、改めて教えていただいて、日々の業務で曇った目からウロコが落ちました。

UX DAYS TOKYOスタッフで約2ヶ月活動してみて

UX DAYS TOKYO主催のワークショップには特に予定も照らし合わせてないのにUX DAYS TOKYOのスタッフが皆出席しています!!!!

普段は週に1回オンラインだけの定例勉強会で顔を合わせるだけです。会社も職種も違うスタッフに会えることは稀なのですが、UX DAYS TOKYOのワークショップにはほとんどのスタッフが出席し、「わからないことは残さない!」と意気込みを感じるくらい積極的に質問します。

スタッフは学生から社会人まで様々で、職種も会社も違いますがUXに関して勉強し、日本に広めるという共通意識は一緒です。

UXはデザイナーだけに必要なものではなく、企画からカスタマーサービスまで、組織全体で取り組むことが大切になります。スタッフ活動を通してより多くの人がUXを学び、職種の壁を越え、お互いに理解しあっていくことが必要になってくることを実感しています。

スタッフ活動を通して目標

現在、スタッフ活動を通して、大きく2つの目標を持っています。
1つは情報をわかりやすく伝えるためには理論があり、それを感覚でなく、言葉で説明できることです。ダメなところをなぜダメなのかという理由を説明できることで開発現場で起こる修正の負のループを断ち切ります。


2つ目は理論を勉強することでプロダクトの成長線を提案できる「見えないものを設計できる」デザイナーになることです。

そして、より深く理解し、日本のデザイナー、アプリ開発者、会社にもその考えを広めたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人:功刀

都内のメディア事業部でディレクションとUXデザインを担当しています。一人で専門書を読んでいましたが、もっと大きな流れが知りたいとスタッフとして参加させていただきました。どうぞよろしくお願いします!
趣味はベリーダンスと犬猫様をモフること。カリンバの演奏