UXのデファクトスタンダードを目指して

UX DAYS TOKYOスタッフの ソ・ミギョンと申します。
現在、IT企業でエンジニアとして働いており、好奇心旺盛な性格のおかげで、エンジニアだけでなく、UXコンサルタントとしての業務経験もあり、また、多様な業界のお客様を担当するなど、幅広い領域に携わってきました。今回は、私の人生におけるUXについてお話したいと思います。

実は身近にあったUX

窓ガラスが大きい2階のカフェで外を眺めながら、人々の動きを観察するのが趣味である私は、「こう移動したらぶつからずにスムーズに行けたのに」、「ここで渡れば早く行けたのに」など様々な状況を見て残念な気持ちを感じたことがたくさんありました。

こういったユーザーが体験を通してうれしく感じることがUXということを知り、非常に興味が湧きました。今の会社にはエンジニアとして入社していますが、よりUXに関連する仕事をしたく、アプリケーション開発だけでなく、デザイン思考を用いたプロジェクトに参画するなど、UXに関われる業務に手を伸ばしてきました。

ペルソナの分類に関する疑問

その中、あるプロジェクトでペルソナを定め、共感をポイントを引き出す際に、ユーザーの性別、年齢、所属などのセグメントで分類することに違和感を感じていました。身近な例でいうと、会社には私と同じセグメントの同期がたくさんいるのですが、同じ共感ポイントを持つ人は少ないと思ったからです。

UX DAYS TOKYOからのインサイト

VUIとCUIが台頭する昨今、適切なシナリオがあまりないまま販売されているVUI&CUIアプリケーションについて、市場の動向を調査するためUX DAYS TOKYO 2018の予習イベント「次世代UI(VUI & CUI)設計思想の基本」セミナーに参加しました。
セミナーにて、ユーザーを分類する際に、性別、年齢などのセグメントで分類するのではなく、ユーザーのコンテキスト、インテント(意図/目的)で分類しなければならないというミルクシェイクストーリー(Jobs To Be Done)が紹介されていました。その話を聞いたときに、非常に大きなインサイトを得られました。

「そうだ、同じ意図、目的を持っている人なら共感するポイントも似ているでしょう!」

今までのセグメント分類に対する疑問にピリオドを打つことができました。私はすぐに「Jobs To Be Done(ジョブ理論)」を購入し読み始め、UXについてもっと知りたいと思っていたところ、UX DAYS TOKYOのスタッフ募集があり、参加することになりました。

これから

UXのデファクトスタンダードを目指す!

IT業界では、UXがある程度浸透しているように感じますが、他の業界では、UXの言葉さえ不慣れに感じる場合が多々あります。私が普段の業務で担当するお客様はIT業界以外の場合が多いため、UX DAYS TOKYOでしっかり学んだことを活用して、IT業界以外の人々にも分かりやすいUX、当たり前に感じるUX、つまり、UXが全ての業界スタンダード(デファクトスタンダード)になるよう頑張りたいと思います。

この記事を書いた人:ミギョン

現在IT企業で働いており、普段の業務ではエンジニア、UXコンサルタントとして幅広い領域に携わっています。将来は視覚障害者のためのUXに関する仕事ができることを夢見ています。趣味はミュージアム鑑賞、視覚障害者への道案内、カフェの窓際でぼーっとすること、前髪切ることです。