画像全体のうち顔の割合をフェイス率と言い、フェイス率によって画像の人物の印象が異なって認識される。
また、以下の式でフェイス率の割合が表される。
写真内の顔の高さ(頭のてっぺんからあごの底までの距離) ÷ 身体全体の高さ(頭のてっぺんから体の一番下の見える部分までの距離)
フェイス率で変わる認識の効果
フェイス率によって人物の認識のされ方が変わるという効果がある。
例えば、以下の画像は2枚ともフェイス率の高い画像となっている。
一般的にフェイス率が高い画像からは、かしこまった印象を受ける人が多い。
次に以下2枚は同じ画像だが、フェイス率が低い画像のためフェイス率が低い画像からは柔らかい印象を受ける人が多い。
引き出したい反応に合わせてフェイス率を利用しよう
信頼性や思慮深い反応を引き出したいときにはフェイス率が高いデザインに、より柔らかく感情的な反応を得たいときにはフェイス率が低いデザインにすると良い。
選挙ポスターや紙幣などはフェイス率を高くして信頼性を高めている一例である。