データインク比
Data-ink Ratio

Data-ink ratio (データインクレシオ)|データインク比 とは、統計学の専門家であるEdward Tufte(エドワード・タフテ)が1983年に著書のなかで定義した言葉で、データを表すために使われるインクの量と全体に使われるインクの総量の比。その比率が高ければ高いほど良いグラフィックであるとされる。

Data-ink ratio formula

Data-ink ratioの式

データインク比の例

A bad example of Data-ink ratio

図1

図1のグラフは各4色のバーを3Dにし、それぞれ複数の濃さの色が使われドロップシャドウもついている。これらはデータを伝えるために絶対に必要なものではない。データ以外の装飾や背景色に使われるnon-data inkの量が多いため、data-ink ratioは低い図である。

A good example od data-ink ratio

図2

反対に、図2のグラフでは、データは黒いバー部分でその他の要素は少なくシンプルにまとめられている。non-data inkの量は少ない。つまり図2はdata-ink ratioが高いと言える。

情報伝達にそれは必要かどうか

タフテは、data-inkというものはnon-erasable ink, つまり「消すことができないインク」と表現している。データはその情報のコンテンツであるため、そのデータがなくなればその図からはコンテンツが消えてしまうということである。

不必要な情報が多ければ多いほど、そのコンテンツを伝え理解してもらうのが難しくなったり時間がかかったりする。これは統計のプレゼンに限ったことではなく、情報を伝えるためにnon-data inkは少なければ少ないほど良い。

この記事を書いた人:大本 あかね

UX DAYS TOKYO を運営してる Web Directions East.LLCの大本です。
カンファレンス運営していますが、毎年行われているUXDTは私自身も学びの場になっています。また、海外のUXカンファレンスにもいくつかいくようになりました。学んだ知識を実践し、勉強会やブログなどでフィードバックしています。UXは奥が深いので、みなさん一緒に勉強していきましょう。