ダブルダイヤモンド
Double Diamond

正しい問題を見つける段階・正しい解決を見つける段階の2つに分けて課題を解決する、デザインプロセスにおける考え方。

デザインプロセスの段階

ダブルダイヤモンドは、2005年に英国デザイン協議会で初めて導入された、2つのダイヤモンドを描くように発散と収束を行う課題解決方法のひとつ。

ダイヤモンド内の段階は、下図の様に2つに分かれ、1つ目の「正しい問題を見つけるダイヤモンド」では、「探索(Discover)」「定義(Define)」に分けて問題点の発散と収束を行い、2つ目の「正しい解決を見つけるダイヤモンド」では「展開(Develop)」「提供(Deliver)」に分けて解決策の発散と収束を行なう。

ダブルダイヤモンド

探索(Discover)

解決すべき課題に対する根本的な問題を発見するため、問題をリストアップする「発散」の段階。

定義(Define)

探索段階でリストアップされた問題のうち、解決すべき問題を絞り込む「収束」の段階。ここで解決すべき問題が決定する。

展開(Develop)

定義段階でリストアップされた問題に対して、解決策をリストアップする「発散」の段階。

提供(Deliver)

展開段階でリストアップされた解決策を絞り込んで提案する「収束」の段階。課題に対する解決策が決定する。

ダブルダイヤモンドを取り入れることによる効果

課題を解決するためには、解決すべき正しい問題を適切に定めたうえで、問題に対する正しい解決方法を定める必要がある。

いくら解決方法が素晴らしくても、問題が正しくないと課題の解決にならない。また、正しい問題を見つけても、解決方法が間違っていると課題の解決にならない。ダブルダイヤモンドを取り入れることにより、1回目の発散と収束で解決すべき正しい問題を適切に定め、2回目の発散と収束で問題に対する解決方法を適切に定めることができる。

サービスデザインカンファレンスのオーガナイザの講演でも紹介

サービスデザインカンファレンス(SDN)を手がけるジェイミン・ヘグマン氏が、UX DAYS TOKYO 2018のカンファレンスで、ダブルダイヤモンドを取り入れることによる効果について具体的な例を出して説明している。

【レポート】サービス・デザイナー2.0になるために必要なこと:UX DAYS TOKYO 2018

参考記事

この記事を書いた人:かじしま さちこ

フリーランスのエンジニア。
2001年東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。独立系ソフトハウス(システム開発)、株式会社シンプレクス(金融機関向け取引システムの開発・運用)を経て2011年よりフリーランス。フリーランスになってからは、スマホアプリ、サーバーサイド(Java,Railsなど)と様々なプロジェクトで開発に携わる。現在は会社員時代にお世話になった企業様でRPAプロジェクトで開発を担当している。
ダイエットのためにランニングとヨガを5年ほど続けているが、どちらもガチになる一方で全く痩せないことが最近の悩み。