変更をプレビュー (新しいウィンドウで開きます)本日(2017年11月15日)に日本で発売されるAmazon Echo。
どれを購入したら良いか?など悩んでいる人のためにAmazon Echoの商品紹介を記事にしました。
なお、今後数回に渡って米国版のAmazon Echo Dot を2年間利用した際の感想やノウハウも記事として出して行く予定です。
Amazon Echoの種類
Amazonには、全部で3種類のデバイスが日本で発売されることになりました。「Amazon Echo Dot」「Amazon Echo」「Amazon Echo Plus」です。
12月13日の発売になりますが、アメリカでは「Amazon Echo」の種類は「Amazon Echo Spot」, 「Amazon Echo Show」, 「Amazon Echo Show」 の3種が加わり全6種類のモデルがあります。
Amazon Echo Spot 日本未発売 |
Amazon Echo Show 日本未発売 |
Amazon Echo Look 日本未発売 |
Amazon Echoを利用すると何ができるのか?
Amazon Echoを利用すると、音声を利用してニュースやコンテンツの読み上げを依頼したり、スマート家電のコントロールを音声で行うことができます。
例えば、ライトを点灯したり消灯したり、扇風機や掃除機などをコントロールすることもできます。Amazonですから、音声で商品の注文も行うことができます。(執筆時は日本では不可)ショッピング可能になりました。
人工知能のAIスピーカーを実体験
Alexa(アレクサ)とよばれる人工知能がEchoには内蔵されています。
Alexaは人工知能ですので、自分で様々なことを学習できます。英語や日本語をそのまま学習する訳ではありませんが、ユーザーが使い続けると徐々に成長します。
僕の実体験では、家のスマートライトを点灯させる時に感じました。接続しはじめの頃は、「(英語で)アレクサ、Hueのライトをつけて」と話かけていましたが、ある日、この依頼をした後に、Alexaから「ライトをつけてだけで大丈夫です」と返事がきたのです。
それから「ライトをつけて」だけでライトを点灯してくれるようになりました。いわゆる学習ということですが、体験すると凄くびっくりしたことを今でも覚えています。同時に、人工知能であることがより理解でききた瞬間でもありました。
どこにでもおけるAmazon Dot
Amazon Dot(アマゾン ドット)は、非常にコンパクトで薄い端末で置き場所を選びません。例えば、キッチンや洗面所、トイレなどに配置することができます。
Alexaを頻繁に呼び出そうとすると、近くにデバイスが合った方が確実にコントロールができます。遠くのAlexaを呼ぶために叫ぶのは意外とストレスになります。各部屋にAmazon Dotがあることで部屋のコントロールができるのも魅力のひとつです。
Echoとの違いは、単純にスピーカーの品質が異なると考えてください。音楽をスマートスピーカーを利用したい場合やAlexaの声を正確に聞きたい時はEchoを選択すると良いでしょう。Amazon Dotがコンパクトになっているのは各部屋に配置するためと考えると利用用途と違いがわかります。
Amazon Echo と Amazon Echo Plusの違い
Amazon Echo(アマゾンエコー) と Amazon Echo Plus(アマゾンエコープラス)では価格が異なります。Echo Plusの方が6,000円も高く、”Amazon echoで充分!!Amazon Echo Plusは要らないのでは?”と思う方もいるようですが、メリットを理解するとAmazon Echo Plusがほしくなること間違い無しです。
EchoとEcho Plusの違いとAmazon Echo Plusのメリットをご紹介しましょう。
日本発売Amazon Echo・Amazon Echo Plusの比較表
デバイス | Amazon Echo | Amazon Echo Plus |
価格 | 11,980円 | 17,980円 |
色 | チャコール・サンドグレー・ヘザー | シルバー・ブラック・ホワイト |
ハブ | なし | あり |
ツィーター | 0.6インチ | 0.8インチ |
アマゾン詳細 | http://amzn.to/2zZDUbd | http://amzn.to/2zYkfbU |
部屋に合わせたカラーを選ぼう
まずは、カラーの違いから紹介します。
日本発売のAmazon Echo Plusは、カラーバリエーションが3色です。高級感のあるツヤ消しのシルバー・ブラック・ホワイトです。自宅の部屋の雰囲気にあわせてカラー選択が可能です。
Amazon Echo Plusのカラーバリエーション
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Amazon Echoのカラーバリエーション
Amazon Echoのカラーは、Plusと異なり、ファブリック調のデザインが施されています。
色は、チャコール・サンドグレー・ヘザーの3色展開です。単身で住んでいる方をターゲットにした、かわいらしいデザインになっています。
アメリカでは6色展開
ちなみにアメリカでは、Echoは6種類あります。日本の3色に加えてオーク・ウォルナット・シルバーがあります。日本は木造が多いので、オークのデザインはあってもよかったかな?と個人的に思ったりしました。
海外で購入したAmazon Echo は使えるのか?
アメリカや海外で購入したものを日本語に対応させることもできるので、日本で発売していないAmazon Echoを購入するのも良いかも知れません。
これが目玉!ハブ機能を理解すればPlusがほしくなる!?
Amazon EchoとAmazon Echo Plusの大きな違いは”ハブ”です。ハブがないとスマート家電ごとにスマートフォンなどの端末にアプリケーションを入れて操作しなくてはなりません。
Hub(ハブ:機器を接続する装置)があるメリットは大きく2つです。1つは“設定が楽”であるということと、もうひとつは”レスポンスのパフォーマンスが良い“ということです。
まず、ハブがないAmazon Echoの場合の接続は、スマート(家電)デバイスのアプリをスマホに入れてAmazon Echoと接続させる必要があります。一度設定をすれば良いものですが、接続させるデバイスが増えると以外と面倒です。
次にレスポンスです。Amazon EchoではBluetooth(ブルートゥース)かWifi経由で接続しなければなりませんが、ハブが入っているAmazon Echo Plusは、ZigBee(ジグビー:センサーネットワークを主目的とする近距離無線通信規格の一つ)を利用して、スマートデバイスと直接接続が可能になります。機器同士が接続することができるのでレスポンスが早くなります。
みなさんも体感したことがあると思いますが、Bluetoothのコネクトは遅いです。そして時にエラーが発生します。それも良くあるエラーとして頻繁に発生します。
音声でスムーズにAmazon Echoと会話したいのに、レスポンスが遅かったり、エラーが帰ってきたらがっかりしますね。ハブがあるとスマートデバイス(スマート家電)とスムーズに接続できるのが大きなメリットになります。
また、ZigBeeは、複数台の機器に接続でき、待機電力が少なく設計されている規格なので、いつ何時声がけするかわからないスマートスピーカーには最適な規格です。
つまり、Amazon Echo Plusの電気代の方が安くなる可能性が高いです。(待機電力は以外と積もるものなので長年使うと6000円は数年で越えてしまうと思われます。)
どうでしょうか?体験しないとわからないことも多いと思いますが、単純に金額だけで高い安いを判断するのではなく、用途に応じてベストなものを選択しましょう。
まとめ:Amazon Echoのベスト選択方法
- 一軒家でスマート家電を増やしてコントロールしたい>Amazon Echo Plus
- 一軒家の各部屋>Amazon Echo Dot
- 音楽もそれなりに聞きたい独身住まい>Amazon Echo