新年あけましてあめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。そして、2023年は本編も開催され楽しみの年です。
ところで、お正月近辺に芸能人の結婚報告がニュースが毎年多く出ていますね!今年の元日の結婚報告は、土屋太鳳さんと片寄涼太さん・綾野剛さんと佐久間由衣さん・Aimerさんと飛内将大さんです。毎年この時期に報告があるな。と思ったので仮説を立ててみました。みなさんは、なぜ芸能人がお正月のこの時期に結婚発表すると思いますか?
意見としては、「お正月は、めでたいニュースが目を引く」という意見と、「みんな忙しくゴチャゴチャしている間にシレッと報告する」、などの意見と分かれると思いますが、わたしの仮説は前者の”お正月のめでたい雰囲気とコンテキストに合わせて、結婚のめでたい情報を出している”と考えています。しかも、めでたいだけでなく、顔を知ってもらうを設計されたものだと想定しています。
お正月のコンテキスト
なぜ顔を知ってもらうことができるのかをユーザーストーリーを考えてみます。
正月三が日でもお仕事をされている方もいらっしゃいますが、多くの方は仕事がおやすみで実家に帰省していることでしょう。
わたしの仮説では、顔を知ってもらうを設計として、この帰省がポイントだと考えています。帰省つまり、家族や親戚を通して違う世代の方と会話することになります。
その際の会話は昔ばかしや、子供が大きくなったことなど各家庭の話題に加え、時事ネタです。正月のおめでたい気分に結婚はもってこいのネタです。そして、普段では知らない名前だとスッと読み飛ばしてしまうような情報も、子供や知っている人から教えてもらい、普段の自分の生活では知り得ない情報を耳にしたり、目にしたりします。
30代女性と親戚のおばさんの会話
例えば、30代女性と親戚のおばさんの会話を想定しています。
姪「おばさん、町田啓太くんって知っている?わたしの最近の押しの俳優なんだけど、盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~の後輩刑事役やっていた人」
叔母「誰だろう?知らないな。」
姪「NHKの『花子とアン』で義弟役だった子だよ。で、結婚しちゃったんだよね。残念(涙)」
叔母「お相手は?」
姪「なんか、韓国出身の女優さんみたい。えっと、名前調べてみるね。」
叔母「そう言えば、サバンナの高橋くんも結婚していたみたいだよね?」
姪「へー、そうなんだ〜ぁ。」
という具合です。
TVもめでたい情報を取り上げます。ビックカップルでなければ、知らなかったお相手の存在を知ることになります。また、帰省には長い移動になるので、多くの人はスマホを触っています。その操作の中で、何らかのニュースで知るチャンスが多くなります。
同じ結婚報告という情報でも、サラッと読み飛ばしてしまうか、会話したり、深く調べるきっかけになったり、その浸透度合いは変わってきます。記憶に残したい情報は、人の行動を知り効果的に提供しましょう。
カラーバス効果も期待できる
一度、会話したり、検索した情報、つまり認識した情報は、自然と目に飛び込んでくるカラーバス効果で、更に記憶に留まりやすくなります。一度認識されるだけで、無意識に記憶に残るかどうかは、設計次第で変わってくるんですね!
今年は日常の話題からUX・心理学・行動経済学を紐解きます!
今までも日常で目にしたことや話題で、UXや心理学・行動経済学を解説していますが、今年は更に投稿していきますので、ぜひFacebookのファンクラブサイトと合わせてご覧ください。