仕事はチームづくり、チームは自分づくり

仕事はチームづくり、チームは自分づくり

格言:大本あかね / 記事作成:高田信宏・イケダマリカ / イラスト:ナユミ

皆さんは、仕事を行うとき、主に一人で率先して手をつけるタイプですか?
それとも、周りに協力を仰いで、一緒に進めて行くタイプですか?

仕事の場合「チーム」で動かすことも多く、一人で突き詰めて頑張ることができても、なかなか周りの動きや反応となじめず悩んでしまう方も少なからずいるのではないでしょうか。

仕事は個人戦ではなくチーム戦

サッカーというチームスポーツで例えてみましょう。

サッカーを始める頃は、リフティングを練習したり、シュートを練習したり、と自分のスキルを育てることで、どんどんその楽しさにのめり込んでいきますよね。

個人での練習量によって、試合での活躍も変わります。ただ、個人で活躍ができても、必ずしも試合に勝てる訳ではありません。サッカーはチームワークのスポーツなので、いかに個人の技術が優れていたとしても、一人だけで試合に勝つことはできないからです。

仕事で最も大切なことはチーム作り

サッカーでのたとえを、あなた自身の仕事に置き換えて考えてみましょう。

自分一人だけが奮闘しても事業の成功に繋がらないことがある一方、自分をサポートしてくれるチームのおかげで自分一人では成し遂げられなかった大きな成功をすることもあります。

仕事はチーム戦です。チームの一員としてどのように考え、行動するかが重要になります。良いチーム作りこそが仕事の礎である、と言っても過言ではありません。

良いチームにしようとすると自分も成長できる

チームワークが大切であると理解していても、日々チームで仕事をしていると「チームワークがうまくいかない」と感じる場面もあるかと思います。
特に個人の力で仕事と向き合ってきたスキルのある人によっては尚更のこと、「他の人がうまくできていない!自分はちゃんとやっているのに」と、不満を感じることも多いでしょう。

しかし、チームがうまくいっていない原因を他人のせいばかりにしていても、改善は始まりません。ここで考え方を変えて、チームの改善できるポイントを自分の能力向上につなげて考えてみましょう。

チームを改善することは、自分一人だけが頑張って他人の分もカバーしたり自分を抑えることでは根本の改善に繋がりません。チーム1人1人の力を引き出し、人を巻き込んで仕事を進めるための能力アップの機会と捉えてみましょう

例えば、チームリーダーやマネージャーの立場であれば、「プロジェクトの情報共有を工夫する」「やる気が出るようなコミュニケーション方法を習得する」といったような、自身のスキル向上という目標とチームの改善課題をつなげることで、自分の成長機会と捉えて取り組むことができます。

良いチームづくりにはどんな立場からでも貢献できる

チームの改善はリーダーに限ったことではありません。メンバーの立場であってもボトムアップで良いチームにするための行動をすることができます。

例えば、「安心して発言できる雰囲気づくりのために、積極的な声かけをしてみる」といった小さなことでも、チームの心理的安全性を確保してチームの生産性を向上させることができます。また、「メンバー各自の足りない点を積極的に支援して、チーム全体に『困ったら手助けしよう』という雰囲気を作る」ことも、小さくできるチームワーク改善アクションとなります。

このように、どんな立場からでも良いチームに導くために行動できれば、自身を含めたチーム全員の総合力を高め、仕事の成果に繋げることができるでしょう。

大きな成果のために、チームと自分を両方磨こう

良いチームを作るのは、チームの一員のあなたです。そして、チームは自分を作る場でもあります。チームを改善することは、他人に奉仕したり自分を抑えることではなく、自分自身の成長の機会と捉えることが大切です。

一人では成し遂げられないような大きな成果を仕事で得るために、チームと自分を両方磨いていきましょう。

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この記事を書いた人:高田 信宏(Nobuhiro Takada)

Web・デジタルマーケティング分野で、プランナーや教育業をしています。ユーザーがとる行動を意識した結果、マーケティングだけでなくUXの観点から見る必要性に気付かせていただき、UX DAYS TOKYOに入らせていただきました。

今一番興味があるのは、『ジョブ理論(Jobs to be done)』の視点をどう実案件に応用できるか です。行動経済学・認知心理学の分野だけでなく、仕事の本質をチームで学べるのが大きいなと感じています。

趣味は音楽鑑賞です。夏フェスシーズンは家におりませんが、チャットはいつでも繋がります。宜しくお願いします!