ユーザー操作を考慮したGoogle翻訳のUI

デザインを日本語で言うと

日本では「Design」を”見た目”のことで、その翻訳もカタカナで「デザイン」と訳されることが多かったです。数年前であればGoogle翻訳もそのように出た覚えがあります。(違っていたらすみません。)

「デザイン=見た目ではない」と、私の講義でも紹介していますし、私が受講したイベントや公開されているスライドでもそのような内容を多く目にします。一般的にもこんな“見た目のことではない、設計だ。”と言っているのになぜ、見た目にフォーカスされるのか?と疑問に思っていました。

もしかして、翻訳自体が良くないのでは?という仮説のもとGoogle検索をしてみたら、今ではデフォルトで「設計」となっています。

Designが設計と訳されている

言葉は生き物と同じで変わっていくので、変化したのかも知れません。これで今までの”見た目のことをデザイン“という意味の言葉としてなくなったわけではありませんが、辞書が変われば、言葉も変化するのではないか?「設計」という認識が当たり前になっていくのだと期待しています。

ユーザーの次の行動を見てUI設計する

さて、みなさんもGoogle翻訳で長文を訳すことがあると思いますが、文中の単語の意味を調べたいと思って選択して、個別に検索する行動を今までしていませんでしたか?私の覚えでは、以前のGoogle翻訳ではそのような動線でした。

しかし、現在のUIは選択した段階で、その単語の意味が続けて下に表示されます。ユーザーが次に行う行動を設計し、面倒な作業をUIでカバーしています。

テキストを選択するとその意味が現れる

ちょっとしたことですが、操作1つがなくなるだけでUXは改善します。上記のように見た目だけのデザインではなく、ユーザーの行動・動線を設計してUI実装をしていきましょう。

HCIとインタラクションデザインを学ぼう

ユーザー行動・動線を考慮して設計すると言っても簡単ではありません。UI作成をしようとすると、UIキットから持ってきて貼り付ける人がいますが、デバイスやコンテキストを配慮して、最適なUIを創造しましょう。その際に役立つのがHCIの分野であり、インタラクションデザインです。今回は深く解説しないですが、定期講座ではそれらの内容も含めて解説しています。

インタラクションデザインの内容が含まれている講座

2ヶ月に1度のペースで開催していますので、興味のある方はご参加ください。

この記事を書いた人:大本 あかね

UX DAYS TOKYO オーガナイザ/デジタルマーケティングコンサルタント 著書 ・ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザインGoogle Search Consoleの教科書 毎年春に行われているUX DAYS TOKYOは私自身の学びの場にもなっています。学んだ知識を実践し勉強会やブログなどでフィードバックしています。 UXは奥が深いので、みなさん一緒に勉強していきましょう! スローガンは「早く学ぶより深く学ぶ」「本質のUXを突き止める」です。