UX DAYS TOKYOの公式YouTubeチャンネル「You x Tubo(ゆーえっくす・つぼ )」では、UXに関する様々なテーマについて、ディスカッションやワークショップのご案内をしています。
第5回では、『ユーザビリティテスト』をテーマに、お話しています。
ユーザビリティテストはしていますか?
デザインスプリントで有名なIDEOのJake Knappもユーザビリティテストをせずに痛い目にあったと言っています。動作上問題ないからと言って、サービスを開始すると開発者視点では気づけない致命的な問題が分かることがあります。以下の動画は、あるアパレルECサイトで洋服を購入しようとしたときの物です。なぜ「かごに入れる」ボタンが押せないのかわかりますか?
実は、画面中央にあるカラーと書いてあるテキスト下の小さい写真を選択しないと次に進めないようになっています。しかし、ここが押せる部分なのかもわかりませんし、カラーが1色しかないので選ぶ必要性にも気づけません。これでは残念ながらせっかく購入しようとしたユーザーを逃してしまいます。
このように開発者は仕様を知っているために操作性の問題に気づけず、ユーザーに使われて初めて発覚する問題が起こります。
だからユーザビリティテストが必要なのです。
動画で分かるQuick Time Playerの改善
有名なソフトでも「あれ?」と思うことがあります。動画ではQuick Time Playerの事例を元に、ユーザー視点で知ることのできる問題について紹介しています。この問題は改善されたのですが、改善前と改善後を比較して、操作性の違いをわかりやすく解説しています。
会社をうまく巻き込むには?
「重要なことは理解できたけど、どうしたら顧客や自社のマネージャ層にユーザビリティテストの必要性を納得してもらえるの?」と悩む方も多いと思います。
ユーザビリティテストのプロフェッショナルに教わろう
動画ではユーザビリティテストのプロフェッショナルであるLaura Yarrowさんを紹介しています。彼女がどんな人で、どんなことを教えてくれる人なのかを紹介しています。UX DAYS TOKYO 2020にて直接教わることができますので、是非参加すると良いでしょう。
ユーザビリティテスト検定講座の講師も登場
第5回目となる「You x Tubo」では、UX DAYS TOKYOの定期講座で登壇していえる藤原さんが登場してユーザビリティテストの有効性と、やっていくと難しくなるよ。って内容をローラさんの紹介とともに解説しています。ぜひチェックしてください。アップルのQuicktimeのデザイン改修の必要性も含めて紹介しています。