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間違った情報だと判断できる力をつけよ

格言:大本あかね / 記事作成・イラスト:nayumi

フェイクニュースに騙されるのも自分次第?

国際信州学院大学近くのうどん屋「蛞蝓亭」で起きた出来事です。同大学の教職員50名が貸し切り予約をドタキャンし、キャンセル料も払われず、用意した大量の料理がすべて廃棄処理されるという事態が起きました。これに対し、うどん屋の店員がSNS上にて大学教員に対し「もう来ないでください」と悲痛な投稿を行いました。

国際信州学院大学HP

この投稿を見た多くのユーザーから「ひどすぎる」「教員の名前も晒すべき」など、国際信州学院大学へ多くの批判が集まり、大学関係者が多数謝罪を行うなど、波紋は大きく広がりました。
また、今このUX TIMESの記事を読んで事件を知り、「昨今よく炎上している貸し切りドタキャンか、ひどい奴らがいたものだ」と思った方もいると思います。
さて、筆者はこの大学の住所近くで生まれ育ちましたので断言できますが、この大学は存在しません。
うどん屋の存在も、それをとりまく大学関係者というのもすべてフェイクです。(2018年6月20日現在)

情報精査の必要性

インターネットが普及し、今では誰もが簡単に膨大な情報に触れることができます。
ただ情報を集めるだけなら誰にでもできることですが、その中から良質なもの、自分にとって必要な情報を探し出すことができるかどうかは、ある程度の情報精査の力がないと難しいでしょう。
情報の裏付けをするのに、量を集めて比較することも大切ですが、集めた情報のそもそもの質が良くなければいくら量を比較しようとも無駄骨になります。
質の良さを判断できる力がなければ、誤った情報を信じ込み、適切な判断ができなくなるでしょう。
SNSの投稿だけ見てリンク先を見なかったり、ニュース記事の見出しだけを見て、中身を見ずに判断をしたり、検索の1ページ目に出るウェブサイトだけを参考にしたり、wikiだけを見て満足するなどの行動は改める必要があると言えるでしょう。

誰が言うかだけが肝心なのか?

影響力の強い有名人、フォロワー数の多いインフルエンサー、有名社長、敏腕デザイナー、その筋の専門家。
彼らが発信する言葉は、共感を得て、「勉強になった!」「感動した!」と拡散されます。
しかし、その人が言っていたから、というだけでその情報を鵜呑みにすることは危険です。
有名デザイナーが「UXの道具はコレ」と言っていたから、よく理解しないまま使ってみたり、十分な調査を行わず、一部の偏ったユーザーの意見をすべてだと過信し、致命的な失敗を招く恐れもあります。
先入観を捨てて自分のベースとなる意見を持ち、幅広い情報源から情報を取得して、全体を俯瞰しながら情報を判断するトレーニングをしていけば、情報を判断できる力が育つことでしょう。

東京在住のWEBデザイナー。 趣味:映画鑑賞、気分がノってる時の料理 好きな食べ物:ビリヤニ、野菜、虫 マイブーム:テキスト読み上げ機能での読書

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