UX DAYS TOKYOの公式YouTubeチャンネル「You x Tubo(ゆーえっくす・つぼ )」を運営することになりました。そのYou x Tuboの中で、すでに50回以上に渡って記事化をしているUX格言の内容を紹介していくことにしました。
第3回:UX格言のその1『グローバルナビゲーションは日本語で作れ』をテーマに、ディスカッションしています。
かっこいいサイトは英語になっている?
グローバルナビゲーションを英語にしている理由は、かっこいいから?という仮説のもと、格好良いサイトを紹介しているページから、いくつかのサイトをピックアップしました。
紹介されているサイトの半分くらいは、グローバルナビゲーションが日本語でした。You x TuboではGoogle Chromeブラウザの「検証」機能で試しにやってみただけですが、この記事では、日本語のグローバルナビのサイトを英語にしたり、英語のグローバルナビのサイトを日本語にしたりして、その違いを改めて検証してみました。
実サイトと比較して見ていただけると、見え方が変わるのではないかと思います。
PANTONE® Living のサイトを検証
ちなみに、descriptionには以下のように記載があるのですが、英語のサイト上からはあまりそれが伝わっていないと感じられます。
「PANTONEマッチング・システム」を取り入れたデザイン性の高いプロダクトを展開する「PANTONE® Living」の公式サイトです。マグ・ボトル・エプロンなどを取り扱っています。
参照元:https://brands.onisi.jp/about/
黒木テック工業株式会社 のサイトを比較
ジェットコースターをはじめ、とてもユニークで目を惹かれる遊具を作られている工場のサイトです。
もともと日本語のサイトですが、英語にしてみました。画像の中のキャッチコピーが日本語なので、日本語サイトとわかりますが、英語だとサイト全体のコンテンツをパッと見ただけで理解するのは、やはり日本語より少し難しくなります。
参照元:http://www.kurokitec.com/SEOにも有効なサイト内リンク要素を放棄しているため、もったいない
グローバルナビゲーションは、サイト内リンクの重要な要素になります。日本語でリンクをしていると、クローラーは日本語サイトと認識をし、且つ、そのワードでの流入を狙うことができます。
SEOのちょっとした差で、検索結果画面における表示順位が変わってきますので、これらがすべての理由ではありませんが、わざわざ効果を下げるようなことはせず、日本語でグローバルナビゲーションを作りましょう。
「YouxTubo」では、他にも多岐にわたり話題が!
スタッフの高橋さんと高田さんのタカタカコンビと一緒にディスカッションをしてみました。改めてみんなでサイトを見ると、キャッチコピーや画像などでユーザーは何のサイトであるかを瞬時に判断しているのがわかります。ある種、テストをしている感じで、いろいろと気づきを得ることができました。
You x Tuboは以下で見ることができますので、仕事の合間にぜひ見てみてください。
【動画で学ぶUX📺】第3回:UX格言その1『グローバルナビゲーションは日本語で作れ』 – UX DAYS TOKYO公式チャンネル『You x Tubo(ゆーえっくす・つぼ )』