コンテキストの理解と実践:ワークショップレポート@大阪 第6回

こんにちは、UXDAYS TOKYO 大阪スタッフ大矢です。

2017年6月29日(木)に株式会社インパスセミナールームで開催された「UX DAYS TOKYO」主催の「コンテキストの理解と実践」UXワークショップ第6回のレポートです。
株式会社インパス様セミナールームに幅広い職種や立場の参加者が集まり、セッションとワークショップを交えながらUXについて学びました。

  • 日時:2017年6月29日(木) 19時30分〜22時
  • 場所:株式会社インパスセミナールーム
  • 参加人数:18名
  • モデレーター:大本あかね先生、重盛氏、小蕎氏

 

目次

  • 参加者の様子
  • セミナー内容のポイント
  • 質問 (写真を見て)この中でコンテキストは何?
  • 読み合わせ コンテキストの理解と実践
  • ワークショップ「旅」 ユーザビリティテスト
  • 参加者の方の感想
  • まとめ
  • mokuami

参加者の様子

お仕事帰りに参加して頂いている方が多いようでした。
WEB関係者が多い中にも、医療関係や教職、経営者の方などもちらほら。職種、年齢層も様々でした。
皆様熱心に耳を傾けつつ、メモを取られたり、時折頷かれたりされていらっしゃいました。
セミナーが進行するにつれ、横の方と軽く意見を交わされたり、真剣な中にもリラックスしたムードも感じられました。
参加者の方々の「UX」の学びに対しての「熱量」を感じることができて、嬉しく思いました。

セミナー内容のポイント

座学やワークショップを通じて「UXの鑑定士を目指す」

      1.コンテキストを理解
      2.UX(コンテキストを含む)を考慮しているかを見分ける視点を身につける
      3.UXを取り入れたデザインの考え方を学ぶ

質問 (写真を見て)この中でコンテキストは何?

ある1枚のお写真を表示して、「この写真から読み取れるコンテキストは何か?」を参加者全員に質問しました。
「ねぐせ」「カバンがパンパン」など(関西人らしい?)意外な視点からの回答や、「女子会に行くところかな?」など想像力豊かな回答などバラエティに富んだ回答がありました。
「コンテキスト」という言葉に馴染みが薄く、回答に迷われている方が多いようでした。

読み合わせ コンテキストの理解と実践

Cennydd Bowles氏の「コンテキストの理解と実践」を読み合わせ。8班に分かれ、各班で10分程度読み合わせてもらいました。
難しい文章ですが、皆様一生懸命「コンテキスト」を理解しようとしっかり取り組んでくださいました。
読み合わせた内容の発表では、どの班も上手に要約して発表してくださっていて、感心しました。
また、「生活圏外=モバイルという考え方はとても新鮮だ」と感想を述べてくださる方もいらっしゃいました。
読み合わせ

ワークショップ「旅」 ユーザビリティテスト

ある設定の人物(43歳男性)になりきって、指定の条件(お盆に両親・弟夫婦と温泉に行く設定)に当てはまる宿を検索して頂きました。
検索時間は10分程度。さて、条件に合う宿は見つかったのでしょうか?
3名の方に前に出てきて頂き、検索方法を再現、説明して頂きました。

発表者1人目 検索結果が出てこなかった

参加者1 楽天トラベルサイトで検索 コンバージョンに至らず

発表者2人目 予約ページが発見できなかった

発表者2人目ワードで検索ゆこゆこネット

発表者3人目 行ったり来たりで結局断念

じゃらんアプリで検索コンバージョンに至らず

検索時間が短いこともあり、参加者のほとんどが条件に合う宿が見つからなかったようでした。「良かったサイトがありましたか?」の問いにも挙手される方はいらっしゃいませんでした。検索条件が難しいこともあり、1つのサイトでコンバージョンを達成するのは難しいようです。
ただ逆を返せば、1つのサイトでコンバージョンに達することのできるサイトを作ればライバルに差をつけることができそうです。
このワークショップで、実際に経験したり感じたりすることが、「UX鑑定士になる」近道になることを実感いただけているようでした。


旅検索発表

参加者の方の感想

下記のようなご意見をいただきました。
・コンテキストの定義がわかりやすかった。学校で教職をしていますが、参考にさせてもらいたいと思いました。
・テキストが難しく、短時間で理解するのが難しかったです。
・ワークショップがとても楽しかったです。

まとめ

参加者の年齢層や職種の幅広さから、「UX」に関する関心の高さを感じました。
また、参加者の方の一生懸命学ばれる姿を見て大阪から「UX」をもっと盛り上げていける可能性を感じました。
そういった意味で、東京からのチャットという新しい試みや、初めての登壇者が最後までやりきったことは、とても意味があったと思います。
この経験を踏まえ、より良い学びの場にしていければ良いなと思いました。