ベストプラクティスを学ぶな!その手法が使えない時点で次の対応ができなくなる

「これを行えば間違いない!というものを知りたい。」そう思ったことはありませんか?
UXのワークショップで「このワークショップでのベストプラクティスは何ですか?」と聞かれることがあります。
いろいろな実例パターンをお話することはありますが、「これをすれば間違いない!」という手法をお伝えすることはできません。

それは、コンテキストによって必要な手法や道具が変わってくるからです。

スポーツに置き換えると

スポーツでも上達する手段はありますが、「試合の時にこれをすれば間違い無く勝てる!」というものはないでしょう。

野球を例にあげると、フォームの改善や対戦相手の対策はできても「2球目に変化球で3球目にストレートを投げると絶対ストライクが取れる」といったものはありません。なぜなら対策はできても、状況によって次の手が異なるからです。

UXにおいても同じことが言えます。誰かが「このコンテンツの順番がベストプラクティスだ」と言ったとしても、それはその人が成功した例であり、背景があります。他の人が同じことをしたとしても成功するとは限らないのです。

本質を見分けよ

手段が先に来てしまう考え方を持つとベストプラクティスへの思考になってしまいます。目先の目的に囚われ、すぐに成果があるものを追うと他で実績がでているからうちでもやってみようという思考になります。

これらの思考を回避するには本質を見極める視点が必要になります。何が問題なのか?なにをどうしたらいいのか?これらの思考回路がUX設計では大切になります。

この記事を書いた人:Mai Kosoba

北海道出身、大阪在住のデザイナーです。よく東京の勉強会にも参加しています。
UXについてまだまだ勉強中ですが、学んだことをシェアしたり関西圏での勉強会を開催していきたいと考えています。
読書・着物・旅行・美術鑑賞・ゲームが好きです。