UXの道具利用よりも目的をきちんと持とう

UX設計を行うというと、すぐにカスタマージャーニーマップやペルソナなどといった、道具の使い方を学ぼうとする人がいます。
確かに、UXを設計する際にカスタマージャーニーマップを使うことはありますが、カスタマージャーニーマップを埋めるだけでは良いUXを作ることはできません。

道具は目的ではなく手段

筆者である私もUXを勉強し始めた頃は「道具を使っていればUXができる」という考えでいました。しかし、深く学ぶにつれ、それは間違いであることに気が付きました。

できるUXデザイナーが考えていることは、「道具をどう使うのか」ではなく「問題発見」と「問題解決」です。
カスタマージャーニーマップやペルソナは、ユーザーの行動や状態を知り、その上で問題を発見・解決するための手段とも言えます。ジャーニーマップを埋めるだけで問題が本当に発見できるのか?と考えると、それだけで適切なUX設計は難しくなります。「問題発見」と「問題解決」。これらを考える際には「どの切り口でモノを見るのか?」「別の切り口の場合はどうなるか?」という視点が必要です。

目的を明確に

「リアル店舗とECサイトの動線をリンクさせたい」という課題ができた場合、「購入しやすいUIを考える」「店舗スタッフとEC運営側で情報を共有する必要がある」などといった目的が出来ます。道具はその目的を達成するために使うものです。目的に応じて必要な道具は変わるので適切な道具を利用しましょう。

この記事を書いた人:Mai Kosoba

北海道出身、大阪在住のデザイナーです。よく東京の勉強会にも参加しています。
UXについてまだまだ勉強中ですが、学んだことをシェアしたり関西圏での勉強会を開催していきたいと考えています。
読書・着物・旅行・美術鑑賞・ゲームが好きです。