参加者全員が満足するワークショップができるまで

はじめから満足度が高いわけではなかった

コンテキストの理解と実践というワークショップを開催し、大阪、名古屋も合わせると20回近く開催しております。

参加者のほとんどが満足をしている大好評のワークショップ

しかし、はじめから満足なワークショップではありませんでした。はじめの3回くらいまでは、ストーリーテーリングを参加者御自身で作ってもっていたのですが、短い時間でそこまで出来ない方もいて満足度は高いものではありませんでした。

では、なぜ満足行くワークショップができたのか?

それは、UX DAYS TOKYOのスタッフから意見をもらって改良したからです。当時、私はワークショップの企画と内容を考え、ユーザーに何を学んでいただくか、伝えるべきかを考えて作ったので、こだわりがありました。

そのため、スタッフの意見を聞くと。「それはね。」と説明したくなってしまいました。しかし、スタッフの土岡さんからストーリーテーリングって言われてもキョトンとしている人がいました。と聞いて、ユーザーがついて来れていないことに気が付きました。

何を伝えるべきかに合わせて、ユーザーがどこまで習得できるかも考慮しなくてはならないことに気が付きました。どの場面においてもみんなの意見は重要だと改めて思った次第です。

100名に1名はアンチもいる

このワークショップはUX DAYS TOKYOのスタッフの協力の元開催しています。スタッフの中には初めて登壇する人もいて、緊張して上手に話せない時があります。そう言った場合、参加者には満足できない解説があったりします。UX関係の方は厳しい目を持った方もいらっしゃって、時に「UX的にどうなの?」と批判される方もいらっしゃいます。

そういった方は、”UXは誰でも満足できるものだ。”という高い意識の方のようですが、顧客として参加しているように感じて仕方ありません。学びの上では例え有料だとしても顧客という認識は学ぶ姿勢ではないように感じます。もちろん、貴重な時間を割いて参加いただいているのでできるだけ理解されやすいようにしなくてはなりませんが。

この事から、スタッフの協力の元で無料で行い、みんなで作り上げていく勉強会という理解をしてもらうように冒頭に解説するようにしました。これはステークホルダを取り込むのと同様の行為で、私自身も良い勉強になった経験でした。

満足いく声が私を含めスタッフのやる気に!

コンテキストの理解と実践:ワークショップ参加の感想

それからのワークショップの感想は「満足しました!」の声をたくさんいただくようになりました。

特にアンケートは終了後にスライドからのリンクで答える形式で時間を設けていないので回答率が少なくなるのですが、たくさんの方にアンケートに回答いただき、勉強になった。の声をたくさんいただいています。

特に、メールアドレスなどを必須にしていないので、直接の声より、より素直な感想をいただいていると考えていて、その声がスタッフ含めて私をやる気にさせてくれています。

参加者のグラメモやグラレコ

やっぱり、ビジュアル化はわかりやすいですね。ワークショップ参加者の中にはグラフィクスレコーディングやマインドマップ的にまとめていただける方も何名かいて、FBなどでご紹介していただいています。

(上記の1つはこのワークショップのものではないですが。)凄くうれしかったです!

UX DAYS TOKYOのミッション

あるUX関係の方とミーテイングしていた際に、御社のミッションは何ですか?と尋ねられました。ワークショップを無料で行うことは大変な部分もありますが、日本にUXを広め、世界トップクラスのノウハウやコンセプトを余すとこなく伝える。というのがミッションだと考えています。

その中で、大切にしたいのは、海外から見た日本、日本の弱点の克服、UXとデザイン思考の現場利用(理想や概念だけでなくデザインやカタチとした時の品質確保)これらをミッションに活動していきます。

これらはまだまだ長い道のりがあると思いますが、自分たちも勉強しながら、日本社会に役立つ教育やコンサルティングができたらと考えています。

ワークショップのノウハウが他のワークショップで利用されるようになった

参加者の中には教育者の方もいらっしゃって、

コンテキストって説明しずらかったけど、このやり方はいいですね!使わせていただいきます。

とか。実際に

利用させていただいています。

などの言葉をもらいました。

ありがたいことです。ただ、UXDTからのネタということは引用いただきたいなと思いました。これからもスタッフと力を合わせて新しいワークショップも企画して改良して開催していきたいなと考えています。

この記事を書いた人:大本 あかね

UX DAYS TOKYO を運営してる Web Directions East.LLCの大本です。
カンファレンス運営していますが、毎年行われているUXDTは私自身も学びの場になっています。また、海外のUXカンファレンスにもいくつかいくようになりました。学んだ知識を実践し、勉強会やブログなどでフィードバックしています。UXは奥が深いので、みなさん一緒に勉強していきましょう。