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ジムから学ぶセルフコントロール

コロナの影響で自宅にいることも多くなり、身体がなまってしまう人が多くなっているようです。そんなことから自宅での筋トレも流行っているそうですが、長く続かない人も多いのではないでしょうか?

365日ほぼ毎日筋トレをする

私は1年ほど前から筋トレをしています。筋トレと言っても腹筋やスクワットというものではなく、体幹トレーニングです。

この体幹トレーニングを行う前は、ジムに通い、ヨガなども行っていましたが、年齢を重ねるにつれて出来ていたヨガのポーズや走りなどができなったり、ケガもしやすくなってしまいました。運動しているのに、成果が出る感触がつかめなくなっていました。

「ジムに通っているのになぜ、効果がでないのだろう?仕方ないのかな?」と感じていた矢先、身体を整える必要があるのでは?と思い、整体に行くことにしました。そこの整体は、たった1回の施術で「ここは何かが違う。」と感じることができました。施術してもらった整体師さんに、体幹トレーニングのやり方を教えてもらったことで実施するようになりました。

内的報酬は続く

体幹トレーニングを始めた最初の頃は、たった10分の事なのに、1回やるだけでめちゃくちゃ辛く大変でした。しかし、「まずは2週間やりきるぞ。」と思い継続しました。2週間のうちには、不思議とトレーニングが辛く感じない日もありました。

1ヶ月ほどやっていくと、ジムでのトレーニングが楽にできるようになってきました。体幹はスポーツの基本とは言われます。毎日の体幹トレーニングによって体幹が鍛えられ、整体で姿勢が整うことで、適切な筋肉が動かされていることを感じてきました。

毎日行うことで、結果を感じられなかった身体が、自分の身体で感じるようになりました。日々、身体の調子は良くなってはいるけど、「今日は、楽だな?」と思う日もあれば、「あ〜ぁ。辛い。」と思う日もあり、毎日異なります。トレーニングを行って、どこかの一線を越したらあとは楽になる。というものではないことも覚えました。

目的があれば手段や方法、回数ではない

筋トレから見る目的を持つこと

UXを教える際に、手段・方法だけでは駄目だと伝えています。それは筋トレでも同じことが言えます。

私はジムで、内太ももにある内転筋を鍛えるために筋トレのマシーンを利用しています。「毎日**回やる。」と回数を目標にトレーニングすると辛くなります。

ですが、自分の内転筋に効いていると感じながらトレーニングを行うと、難なく目標回数をクリアすることができるのです。なんなら、「調子が良いから、もうちょっとやってみよう。」と回数を積み上げることもあります。すると、「次の重さでもできるかも?」と感じて負荷を上げたトレーニングが行えるようになります。

ジムでケガをした時は、スクワットのやり方を間違え、膝を壊してしまいました。スクワットをやることだけに気がいってしまい、身体のことを気にしていなかったのです。私の目的は身体を壊すことではありません。なのに、回数を目的にしてしまったことで身体を壊してしまったのです。

走ることも同じです。ランニングは有酸素運動のため、「何分走る」という視点になりがちの運動です。ですが、これも歩く姿勢・走り姿勢のよいクセをつけて、姿勢を整えるという視点で運動すると、毎日のトレーニング時間が短く感じるようになります。

手段や方法でなく目的が大切

UXもカスタマージャーニーマップなどの道具があります。ビジネスでもPDCAやMECEなど数多くのフレームワークが存在します。しかし、大切なのは「何のために使っているのか?」ということを意識することです。やっただけでは、何も残るものはありません。

目的をまず決定し、そのために何をするのがいいのか?そのために、何を学ぶ必要があるのかを考えてみましょう。

最近は、サービスデザインが注目されています。「なんだかDXが流行っているらしいぞ。」「UXやUIが作れると給与がいいらしいよ。」など、「メディアや人から聞いたので、なんとなく興味を持ち取り入れてみました」というマインドでは意味がありません。

見た目やそれらしいやり方だけでは、本質は捉えられないでしょう。もちろん、はじめから何もかも理解してから取り掛かることは不可能です。きっかけとして、なんとなくやってみたい。の直感は大切にしてもらって大丈夫です。

しかし、そのマインドのままUXを学んでも、なにも学べることは何も無いことを理解しておきましょう。

UX DAYS TOKYO オーガナイザ/デジタルマーケティングコンサルタント 著書 ・ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザインGoogle Search Consoleの教科書 毎年春に行われているUX DAYS TOKYOは私自身の学びの場にもなっています。学んだ知識を実践し勉強会やブログなどでフィードバックしています。 UXは奥が深いので、みなさん一緒に勉強していきましょう! スローガンは「早く学ぶより深く学ぶ」「本質のUXを突き止める」です。

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