タブデザインのアフォーダンスを考える

デジタルにもアフォーダンスがあり、直感的に操作していますが、制作者とユーザーとの乖離があリ、良かれと思ってデザインしたものも結果的に迷わせているユーザーが存在することがあります。

タブデザインのアクティブページは、わかりにくいくなるケースがあります。

デフォルトはどっち?

以下は、ある証券会社のタブデザインです。今はどちらの内容を表示しているかわかりますか?

ミスする人が続出

私も含め知り合い数名も、カレントとは違うタブを開くために直感的に、緑の枠がクリックできそうだったので、クリックしました。しかし、ページの移動はありません。画面が変わらず「あれ?」となりました。

よく見ると、外貨建口座の内容である「米ドル」と記載があります。制作者としては、現在のアクディブという意味で緑色の枠にして、カレントでないページは背景をグレーにしていますが、直感的には逆の操作をしていました。

制作者は、感覚的に逆のデザインをされています。同じようにこのデザインのメンタルモデルが形成されていて、直感的にわかる方もいるかも知れません。しかし、間違って何度もクリックしてしまう方がいるのであれば、デザイン改修する必要があります。

改修方法例

改修は簡単です。2つ例を出しておきます。1つ目は、タブを作り、ページと連結しているデザインです。もう1つは、今の「円貨建口座」の文字がキツイのでグレーに落として背景となじませるだけです。

今回は簡単な方法として背景となじませることでコントラスト比が低くなっていますが、グレーアウトは基本コントラスト比も落ちてしまうので、そのあたりは確認しながら調整しましょう。

(改修例)原型・タブ型・文字色変更

そういった意味では、真ん中のデザインが一番良いかもません。ただ、誰もが間違わない明示的なデザインを目指しましょう。

大本 あかね

UX DAYS TOKYO オーガナイザ/デジタルマーケティングコンサルタント 著書 ・ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザインGoogle Search Consoleの教科書 毎年春に行われているUX DAYS TOKYOは私自身の学びの場にもなっています。学んだ知識を実践し勉強会やブログなどでフィードバックしています。 UXは奥が深いので、みなさん一緒に勉強していきましょう! スローガンは「早く学ぶより深く学ぶ」「本質のUXを突き止める」です。