優れた環境にいることで自分も優れた人になる

優れた環境にいることで自分も優れた人になる

格言:大本あかね / 記事作成:Nobuhiro Takada ・ イケダマリカ / イラスト:ナユミ

あなたは、今どのような環境に身を置いていますか?
「一日中機嫌の悪い人と一緒にいたら、自身まで機嫌が悪くなった」
「一日中親切で機嫌良く過ごせる人と一緒にいたら、自身も親切になり温かい気持ちで過ごせた」
といった経験は誰でもあるでしょう。

脳の特性上、人は環境から影響を受けやすい

人は日々過ごす環境の中で、良くも悪くも無意識的に触れ合う人達の影響を受けてしまうと言われています。
これは、人間の脳に備わっている「ミラーニューロン」の働きによって起こります。

ミラーニューロンとは、「自分が行動するとき」と「他者の行動を見たとき」に働く神経細胞です。
他者の行動を見ただけで、まるで自身も同じ行動をしているかのように、「鏡」のように反応をすることから名付けられました。
他人がしていることを見て、我が事のように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられています。

環境が変わると行動や意見も変わる

あなたは現在、何らかの環境のコントロール下にいます。その環境によって、自身と他者の向き合い方が変わっていきます。

環境から影響を受けることに関連する同調という心理効果があります。
「同調」とは、周りの行動や意見、自分への期待に合わせて行動や意見を変えてしまう現象のことを言います。

同調は強力な効果を持ち、自分の意思と違う場合でも行動や意見を変えてしまいます。
そのため、質の悪い環境にいると自分もその環境に同調してしまいます。
しかし、優れた環境への同調に挑戦するということで、本来の自分以上のパフォーマンスを発揮することができます。

同調の生まれる背景には、「正しくありたい」「人に好かれたい」「他者からの期待に応えたい」という心理が働いています。
自分の成長に繋がる環境に飛び込み、周りの期待に答えるために頑張るという姿勢でモチベーションを高めることで、同調をプラスに働く効果として活用できます。

慣れた環境から飛び出すと、成長に繋がる

人は最も居心地のいい環境を求めて無意識に行動するという習性があります。この居心地のいい環境はコンフォートゾーンと呼ばれ、コンフォートゾーンの外に成長できるラーニングゾーンがあると言われています。
コンフォートゾーンだけに留まってしまうと成長の機会を失う危険性があります。

自分を変えたければ、意識的に新しい環境を求めようとしない限り、自分を変えるような環境を手にすることは出来ません。

理想の自分になるには、その理想をすでに手にしている人たちがいる環境に飛び込むことで新しい刺激が得られ、優れた人に近づくことができます。

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この記事を書いた人:高田 信宏

フリーランスの形態にて、Web/デジタルマーケティング分野のプランナー兼コンサルタントや教育業をしています。業務にUX視点を養うため、UXDTで学ばせていただいています。無意識を意識するって難しいですが、面白いです。