行ったり来たりのUIは情報設計ができていない証拠

格言:大本あかね / 記事作成・イラスト:小蕎

ウェブサイトで買い物する時によく検索機能を使うと思いますが、検索結果ページと詳細ページを行き来たりする経験をした方も多いのではないでしょうか。

比較検討がしにくいサイトの例

ある旅行サイトを例に、比較検討しにくいデザインをご紹介します。以下は、ホテルを検索した結果です。

日付・人数・食事の有無・禁煙で絞り込んだ後の一覧表示です。

プラン名が記載されていますが、部屋の種類やベッドのタイプ、食事内容は、詳細ページにいかなければわかりません。文章だけではプランの比較検討ができず、結果的に詳細ページと検索結果の一覧ページを何度も行き来きしなければなりません。


日付・人数・食事の有無・禁煙で絞り込んだ後の一覧表示の例

比較検討がしやすいサイトの例

一方、同じ検索を行った結果のデザインが比較検討しやすいデザインになっているサイトも存在します。以下のサイトでも同じ条件でホテルを探しました。

日付を指定すると、一覧ページに部屋タイプ一覧とオプション、金額などが全て表示されます。

部屋の写真やベッドのタイプ、食事の有無もこのページで見ることができるので、あちこち確認に行く手間が無くなり、スムーズに部屋を選択することができます。

ユーザーの目的を理解し、どのようにホテルの部屋を選択するのかを理解して設計したデザインと言えます。


日付、人数を入力した後の表示の例

行ったり来たりするサイトはユーザーを疲れさせる

ユーザーを行ったり来たりさせるサイトのデザインは、情報設計ができていません。

結果としてユーザーを疲れさせ、離脱に繋がります。

ユーザーの求めている情報や導線を考えた上で、まずは情報設計からはじめて行きましょう。

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参考文献

「ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザイン」

川合 俊輔 (著), 大本 あかね  (著), 菊池 崇 (監修) マイナビ出版

この記事を書いた人:Mai Kosoba

北海道出身、大阪在住のデザイナーです。よく東京の勉強会にも参加しています。 UXについてまだまだ勉強中ですが、学んだことをシェアしたり関西圏での勉強会を開催していきたいと考えています。 読書・着物・旅行・美術鑑賞・ゲームが好きです。