新年が明けると目標を立てる方が多くいます。目標を立てるのは良いことですが、半年過ぎても何も達成できず、途中から諦めてしまうことがあります。
しかし最近では、目標を立てること自体を諦めてしまうケースが出ています。目標を達成できない自分が嫌になるからです。
これは年齢を重ねていくにつれて起きてしまう傾向の現象で、去年も駄目だった。よく考えたら一昨年も駄目だった。と、繰り返し失敗することで、今年もどうせ達成できないだろうと考えてしまうのです。
そして、できない自分を認めたくないことから目標を立てなくなってしまいます。
目標を立てないと成長しなくなる
目標を立てないと、いくつかの問題が発生してきます。
まず、成長マインドがなくなります。そしてそのマインドが周りの人に伝染病のごとく広がります。
インフルエンザなどの伝染病と同じで”自分は大丈夫”と思っていても、自分も知らず知らずに、成長マインドがない状態の病気にかかってしまうのです。
新型コロナウィルスも、中国の数人から始まり、およそ3ヶ月で世界中に広がりました。日本中に成長しないマインドが広がってしまえば、国全体が破綻してしまう事も言い過ぎではありません。
だからこそ、頑張っている選手を見ると、やる気が出ててくるオリンピックやパラリンピックの観戦は、意味のあることだと私は考えています。
選手の姿を見て、自分も頑張ろうと思えるのか、あの人は特別で自分にはそんな能力がない、と諦めてしまうのかは、自分に成長マインドがあることと、自分を客観視できることで決まってきます。
私にもできるかもしれない。あんな風になりたい。その願望や野望が自分を成長させます。
目標を諦めない自分を作る
「目標を諦めてしまう自分」になってしまうのは、目標の立て方が間違っているからです。
- 高すぎる目標
- 漠然としている目標
これらが目標を達成させる行動と結びつかず、すぐに断念してしまう事になります。
自信が持てる目標の立て方
毎日やれば、目標としている事の足元くらいにはなるかもしれない。それくらいの目標設定から始めましょう。
毎日がポイントです。
毎日行う、それが続かないと言う人もいると思います。
でも毎日ご飯を食べ毎日顔洗い、毎日寝ています。その習慣の中に少しだけ取り込む。
ちょっとでも難しいなぁと思う目標はファーストステップの目標としてはダメです。まずは、できることを取り入れましょう。
3ヶ月も経てば、できる自分に気がつき、次の目標が立てられるようになります。
毎日できる、出来た!と言う自信が持てる自分作りが、本当の目標を叶えるための第一歩なのです。
日々のちょっとした改善が人生を変える
2022年、初のUX読書会は1月26日に開催し、「複利で伸びる1つの習慣」を取り上げます。この本はまさしく、ちょっとした習慣が人生の成功を複利で延ばしていくという内容のものです。
習慣化するためのたくさんの心理学も含まれており、UX設計にも役立ちます。特に、組織を成長させるためのEX(Employee Experience:従業員体験)に繋がる内容です。
プロダクトやビジネスを成功させるための組織を作るためにも、まずは自分が成長できるバックグラウンドを持ちましょう。
関連用語
- セルフ・ハンディキャッピング
- EX(Employee Experience:従業員体験)