答えのない厄介な時代を生きるために

2019年5月からUX DAYS TOKYOスタッフとして活動しております高橋祐哉と申します。

仕事は現在、Webサイト構築やアプリ開発と運用、その周辺のディレクションを請け負う会社で働いております。簡単に自己紹介をさせてもらえればと思います。

思いっきり挫折した30歳

2019年4月に転職する前までは、BtoE向け業務系アプリケーション開発の会社に新卒として12年勤めておりました。

担当した業務系アプリはBtoCのサイトやスマホアプリと異なり、画面の作りは古く、操作感は恐ろしく独自性が強く、大変使いにくいものでした。

そこで時代に合わせた画期的なユーザビリティを提供しようと新製品を作るプロジェクトが立ち上がり、そのプロトタイプを作る部門に入ることになりました。

しかし、納期通りに全く成果が出せず、そもそもユーザビリティに対する自分の知識・理解が全くない状態だったため、ただ失敗を繰り返す日々でした。

今思うと当たり前なのですが、当時どんなに理論や理屈を積み上げても、正解が出ない状態にすっかり病んでしまい自信も健康も失ってしまいました。

ダニエル・ピンク著「ハイコンセプト」に出会う

それまで、全てはロジカルシンキングで解決できると思っていた私はすっかり自信を失い、人との協調や共感、繋がりなど理屈では見えにくい要素に興味を持つようになりました。

たまたま知り合いになった実業家の方が、ダニエル・ピンク著の「ハイコンセプト」にある6つの感性がこれからの時代に必要であることを語っていました。

ここで紹介されている「議論より物語」や「論理より共感」、「まじめだけでなく遊び心」といった価値観に強い衝撃を覚えたとともに、自分にとって大事にしたい価値観だとも思うようになりました。

時代の価値観が大きく変わっている今、この流れに乗っていかないと取り残される危機感も同時に覚えました。

引用元:Amazon

デザインシンキングとの出会い

新しい価値観を元に新たな仕事をしたいと思うようになり、転職活動をしている最中、今の会社に出会い、同時にデザインシンキングにも出会いました。

ハイコンセプトに出会って以降、人の共感や繋がりをどう作っていけばいいのか、物語はどうやって作り出せるのか、そんな疑問が払拭できずにいました。デザインシンキングは「人間中心の設計」をもとにユーザの行動や感情を事細かく調査し、ニーズ、インサイトを言語化していくための考え方や手法があります。

ロジカル思考や体系的な手法で人の共感とニーズを浮き彫りにしていくデザインシンキングがとても画期的だった驚きと、今まで養ってきたロジカルの力も利用でき、自分に向いているかもしれないと思いました。

転職して新しい会社に入社後、サービスデザイン、UXデザインを担当している上司から「一緒にUXを学びましょう」とUX DAYS TOKYOのスタッフ募集を紹介してもらいました。仕事上、WebサイトのUI改善や新規構築の依頼も多く、早く戦力になりたいと思った私はその日のうちにスタッフに応募することになりました。

答えのない厄介な時代を生き抜く

これからの時代は人が嫌う仕事やルーチンの仕事は人に変わってAIが行い、人は好きな事、クリエティブなことを仕事にしていくと言われています。

向かうべき未来像や解決しなければならない課題がどんどん分かりづらくなる中で、人からの共感を呼び、ワクワクさせるような喜びや体験を生み出す必要が出てきます。そもそも自分自身がワクワク、生き生きした人間になれるよう日々勉強を積んでいきます。

UX DAYS TOKYOではまず、基礎の実践やレポートを通して、より良いWebサイト構築のための知識と考えを深めていきたいと思います。将来的にはUXとは何か、何が今後の時代に良いものなのかを一緒に考えていける仲間を作っていきたいです。

この記事を書いた人:YuyaTakahashi

もともとは業務系Webアプリのエンジニア・PM。現在はBtoC寄りのWebサイト構築・アプリ開発のDirectionもしつつ、UXデザインやコミュニケーションデザインもしています。ロジカルシンキングを得意とします。