動画紹介「スポーツジムのシステム改善」

UX DAYS TOKYOの公式YouTubeチャンネル「You x Tubo(ゆーえっくす・つぼ )」では、UXに関するディスカッションやワークショップを配信しています。

今回はUX DAYS TOKYOオーガナイザー大本さんが普段利用されているスポーツジムの予約システムに対して、理論的にどこに問題があって、どのように解決できるかを考え、スタッフ内でAdobe XDなどを用いてUIデザインを実践しました。

今回の参加者

山田さん
山田さん
土田さん
土田さん
高橋さん
高橋さん
大本さん
大本さん

ユーザビリティテストを行うと問題が見えてくる

こちらが今回題材となったスポーツジムの予約システムとなります。一見普通の予約システムにも見えます。

スポーツジムのシステム画面
スポーツジムのシステム画面

しかし、ユーザビリティテストを行った結果、いくつかの課題がわかりました。一番の問題は、いつ何を予約したのか覚えていないと予約内容を確認、キャンセルできないというものでした。

指摘するだけでなく改善を提案する

しかし、操作して「使いづらい」「これだダメだ」と言うだけでは一般の人と変わりありません。理論的に問題を捉え、具体的に改善を提案できる必要があります。

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改善案を提案する必要性はUX格言でも紹介されています

そこで、参加者にも改善案を考えてもらいました。改善案もまたユーザビリティテストを実施することによって、本当に改善ができてるのか検証することができます。最後は大本さんから、専門家の経験則に基づくヒューリスティック評価をいただきました。

山田さん「事前にユーザビリティテストをしておけば、効率的にUIを考えられる」

まず最初に、山田さんが考えたUIを高橋さんにユーザビリティテストしてもらいました。

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山田さんの考えたジムのシステム予約画面
山田さんのUIをユーザビリティテストする
山田さんのUIをユーザビリティテストする

ユーザビリティテストの結果

予約済のものが最初に表示されていたので、予約をキャンセルする方法がすぐわかりました。操作した時の状態がやや不明なところもありましたが、予約の追加も難なく行えました。

大本さんからのヒューリスティック評価

  • 自分が予約しているものが一覧で見れてわかりやすい
  • 予約情報にインストラクターの名前がある方が良い
  • 店舗の情報は予約情報よりも個人に紐づくので、アカウント名の近くにあった方が良い
  • 予約可能数は予約ボタンと近い方が見逃しにくい

山田さんのやってみた感想

実際に手を動かして作ってみると考えが及ばないところもありましたが、事前に改善前のシステムをユーザビリティテストして課題を見つけておけば、わずか1〜2時間でも、多くの課題を改善したUIを考えられることがわかりました。テストする重要性を改めて感じることができるワークショップでした。

土田さん「知識を持っていてもうまく使いこなせないことがわかった」

土田さんが考えてくれたUIを山田さんにユーザビリティテストしてもらいました。

山田さんが作成されたUI
土田さんの考えたジムのシステム予約画面
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土田さんのUIをユーザビリティテストする

ユーザビリティテストの結果

シンプルなシナリオと画面になっていたため、戸惑うことなく操作できました。

大本さんからのヒューリスティック評価

  • 限定的でシンプルなUIという意味では良くできている
  • グロナビに「予約」だけあると、キャンセルをどのようにするかわかりにくい
  • 親切な説明書きあるのはとても良いが、読ませてしまっているのでUIで表現できると良い
  • 次はユーザーの操作シナリオを多面的に考えてみよう

土田さんのやってみた感想

初めてプロトタイプを作成してみましたが、とても難しく感じました。Adobe XDも初めてで戸惑ったので、今後も色々使ってみて慣れて行こうと思います。今回のUI改善で「何が悪いUIかをわかっていたつもり」だったことに改めて気が付きました。コンテキストの理解と実践に登壇した時に「知識を得ただけでわかったつもりになってはダメです。実際に使えないと分かっているとは言えない」と言っている自分が全然できていないなと反省しました。今後もUI改善にチャレンジして、知識で得たものを正しく使いこなせるようにしてきたいです!

高橋さん「本当に必要な情報とは何かを考える必要性を学べた」

高橋さんが考えてくれたUIを土田さんにユーザビリティテストしてもらいました。

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高橋さんの考えたジムのシステム予約画面
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高橋さんのUIをユーザビリティテストする

ユーザビリティテストの結果

予約したい日から探すだけではなく、受けたいレッスンからもスムーズに探すことができました。

  • 細かく作られていてとても良い
  • 情報のヒエラルキーを意識できると良い。その画面に本当に必要な情報なのか、必要な情報は他より目立つになっているか考えよう

高橋さんのやってみた感想

細かいニーズや動きを考えると情報量が増えていく傾向があり、どのタイミングでどの情報が本当に必要なのか深く考えないと迷わせるUIになってしまうことを学びました。
指摘することと改善案を作るのは別の能力がいることを実感しました。改善案をたくさん考えられるようにもっとUIを勉強したくなりました!

ユーザビリティテストの様子は動画で見ることができる

実際のスポーツジムのユーザビリティテストから、改善案に対するテスト、ヒューリスティック評価の様子は、UX DAYS TOKYOの公式YouTubeチャンネル「You x Tubo(ゆーえっくす・つぼ )」で見ることができますので、是非ご視聴ください。

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YuyaTakahashi

BtoB人事業務アプリのコンサルタント→エンジニア→BtoCのWebディレクターを経て、再度BtoB業務アプリとなる物流プラットフォームのUIUXに挑戦。オンライン/オフライン双方でのBtoBUXを改善すべく奮闘中。